ムケシュ・アンバニ氏(リライアンス・インダストリーズ会長)の経歴と資産、年収!学ぶべき成功法!


2014年のForbesの世界長者番付において、間違いなく上位にランキングすると話題であったムケシュ・アンバニ氏は、インド一の富豪であるとも言われています。

彼がどのような経歴によって現在の年収や資産を築いていったのか考えてみましょう。

スポンサーリンク
kigyo-successレクタングル大

2LDKのアパート暮らしだったムケシュ・アンバニ氏の経歴とは

インド人として認知されているムケシュ・アンバニ氏は、実はイエメンの生まれで3歳の時に父親の仕事の関係によってムンバイに移り住みます。

20代になると、彼の父親の繊維工場で働き始め将来的には父親の工場を受け継いで2世になることが予想されていましたが、ムケシュ・アンバニ氏はさらにもっと高みを目指していたとされています。

父親に言われてポリエステルの会社を立ち上げると、その後それだけに限らず父親と共同で石油化学製品や石油の精製、石油ガスの発掘や通信など様々なものを手掛け父親のリライアンスという会社をインド有数の企業へと成長させていくことになります。

特に石油分野の売り上げは彼に巨万の富をもたらしますが、ムケシュ・アンバニ氏はさらに事業を拡大しさらにビジネスに費やすことを始めます。

まず、インドに700もの食料品店をオープンさせて食料品の小売店や石油を中心とした新しい工場や会社なども立ち上げていくのですが、これが結果的にインドの人々にとって職を与え農家と小売店の懸け橋となることでさらにインド全体の経済を成長させることにもつながっていったのです。

ムケシュ・アンバニ氏は結果的に彼のビジネスによってお金持ちになることとなりましたが、それだけに限らず彼がインド全体に与えた影響は非常に計り知れないものともなったのです。

インド一のお金持ち、ムケシュ・アンバニ氏の年収や資産は

インドは身分制度がありある程度身分が高くなければ億万長者になれないイメージもあるかもしれませんが、リライアンス・インダストリーズの会長であるムケシュ・アンバニ氏の年収や資産はどのくらいなのでしょうか。

2015年の世界長者番付においては彼の資産は210億ドル、日本円にして2兆3553億円とされており、実業家の弟の資産と合わせたら間違いなく世界一の大富豪になるとされています。

また、インドのムンバイに7年をかけて建設した27階建ての新居の建築費は10億ドル(約840億円)とされており、基本的には一族全員で住むと思われますが、それ以外に家事をするための使用人が600人も住んでいるとされもはや桁違いのお金持ちと言えるでしょう。

大学を中退して億万長者になったムケシュ・アンバニ氏に学ぶ成功法の秘訣とは

実は彼はスタンフォード大学に入学しているのですが、途中でリタイヤして今の事業を始めることとなります。

億万長者の多くは、実は最終学歴が高校まであるいは小学校や中学までの人も少なくないとされており、それでも大学時代に起業するなどして巨万の富を得ることとなっているということは、億万長者になるためには学歴は必要ないということです。

最近の日本では、大学の奨学金問題が非常に問題となっていますが、大学に行って卒業したからと言って必ずしもお金持ちになれるわけではないのです。

もちろん、大学に入らなければ学ぶことができないこともたくさんあるとされていますが、とりあえず大学に入って卒業するだけであるのなら、何か自分がやりたいことのために努力して進んでいくことの方が億万長者の道に近くなることもあるのです。

ムケシュ・アンバニ氏自身も、ビジネスについて学んだのは大学ではなく父親の仕事からであったことからも分かるように、自身に学ぶ気があるなら借金してまで大学に通って苦労する必要はないと言えるのではないでしょうか。