滝崎武光氏は日本の実業家で、株式会社キーエンスの創業者です。
そんな滝崎武光氏の経歴や資産、名言などを紹介していきます。
滝崎武光の経歴
1945年兵庫県芦屋市に生まれます。
兵庫県立尼崎工業高等学校を卒業します。
1974年、29歳の時に兵庫県尼崎市にてリード電気を設立します。
その後本社を大阪に移転し、1986年商号をキーエンスに変更します。
キーエンスとはKey of Science(キー・オブ・サイエンス)が由来です。
2000年、キーエンスの代表取締役会長に就任しました。
現在は取締役名誉会長に退き、グループ運営への助言やリーダー層の人材育成に従事しています。
滝崎武光の年収と総資産は?
キーエンスの社員は日本一の高給取りです。
40歳年収が高い会社ランキングで1位にランクインしています。
そんな会社の創業者である滝崎武光氏の年収や総資産はどれくらいなのでしょうか?
滝崎武光氏の年収は9.8億円と言われています。
さらにキーエンスの筆頭株主でもあります。
その総資産は2014年時点で6448億円とされており、日本の富豪ランキングでは5位にランクインしています。
滝崎武光氏から学ぶ成功法則
滝崎武光氏の名言から成功するためにはどうするべきなのかを紹介していきます。
人件費は経費にあらず。
先ほども述べたとおり、キーエンスの給料はトップクラスです。
利益の多くを社員に還元しています。
そんなキーエンスの理念がこの言葉です。
従業員は消耗品ではなく、建物などのような資産と同じであり、そのように大切に扱うのが良い経営者であるという比喩だと思われます。
成功できたとしてもそれは自分の力だけでできたのではなく、周りに支えてくれる人がいたということをわすれてはいけません。
「顧客の欲しいものは作らない。」
これは、顧客が自分でも気づくような提案は存在価値がないということです。
仕事に夢中になって楽しむという仕事観を抱えながら、その一方で強いプレッシャーがあることが分かります。
このような社外だけでなく、社内でも競争意識を持たせることにより高い収益を保ち続けているのです。
「徹底した合理主義」
これは名言ではありませんがキーエンスが成功した要因のひとつだと思います。
一般的な企業ではエレベーターで役職員と一般社員が乗り合わせた場合、役職者や年功者に配慮した乗り降りをしますが、キーエンスでは出入り口から近い順にスッと降りるそうです。
年功者への配慮が年功意識を社内に生みかねないと、合理主義を徹底しています。
また長期休暇も年に3回取り、オンとオフのメリハリを大切にしています。
平日はやるべき仕事に熱中し、休日は平日に向けて十分にリフレッシュするという仕事に集中できる環境が整っています。