ウォーレン・バフェット氏の(世界的投資家)の経歴と資産、年収!学ぶべき成功法!

%e8%b5%b7%e6%a5%ad%e5%ae%b6

世界の大富豪ベスト10に必ず名前が入るウォーレン・バフェット氏は、バークシャー・ハサウェイ会長兼CEOであるとともに伝説の投資家とも呼ばれています。

彼がどのように今の地位を築き、巨額の資産を手に入れることのなった背景や学ぶべき成功法について考えてみましょう。

スポンサーリンク
kigyo-successレクタングル大

子供の時から株に興味があったウォーレン・バフェット氏の経歴は?

ウォーレン・バフェット氏は1930年にアメリカのネブラスカ州オマハに友人と証券会社を設立している父のもとに生まれます。

幼いころから株やお金儲けに興味を持っていて6歳の頃にはまとめて安く購入したコーラを1本ずつ販売することで差額に利益が出ることを知りそれによって小遣いを稼いでいたというから驚きです。

11歳には株式投資を始め、13歳にして株で得た利益の所得税の申告を行うなど投資家としてすでに才能があったことが伺えます。

高校卒業時には様々な仕事をこなしながら年収は6000万ドル以上があったとされています。

大学卒業後には父が働く証券会社でブローカーとして働いていましたが、1954年24歳の時にベンジャミン・グレアム氏から仕事の誘いがあり資産運用会社である「グレアム・ニューマン社」に証券アナリストとして入社し初任給はその当時の家計所得の中央値の約3倍である1万2000ドルの年収をもらっていたとされています。

26歳の時には純資産総額は14万ドルに達していたとされており、1956年にグレアム・ニューマン社が解散すると故郷であるオマハに帰りその地で「バフェット・パートナーシップ」を設立しますが、資産が総額5000万ドルになっているところで解散しその資本を元手に老舗シャツ会社である「バークシャー・ハサウェイ」の経営権を取得します。

その後経営再建できなかったシャツ部門を閉鎖するとバークシャー・ハサウェイは投資会社に生まれ変わります。

現在のウォーレン・バフェット氏は、米国首位のBNSF鉄道をはじめ様々な有力企業を傘下におきながら、その一方でコカ・コーラやアメリカンエクスプレス、ウォルト・ディズニーやIBMなど名だたる株式を保有してまさに世界を代表する大富豪の地位を築いています。

ウォーレン・バフェット氏は資産の85%を慈善団体に寄付した?

ウォーレン・バフェット氏はマイクロソフト創始者であるビル・ゲイツ氏やZARAの創始者であるアマンシオ・オルテガ氏のように事業を起こして巨万の富を築くこととなった大富豪たちと比べて投資家として財を築き結果的にForbes社の世界長者番付に名を連ねるようになったという点でも、財の築き方が異なる人物でもあります。

では、ウォーレン・バフェット氏の資産や年収はどのくらいなのでしょうか。

2015年8月の時点ではウォーレン・バフェット氏の純資産総額は670億ドルでビル・ゲイツ氏やカルロス・スリム氏に並ぶ億万長者の名を欲しいままにしていますが、70代には慈善活動も精力的に行い2006年にはビル・ゲイツ氏が主宰する慈善団体に資産の85%(約4兆3000億円)を寄付することを表明しています。

そして、彼が巨大な投資会社に発展させたバークシャー社から受け取る年収はわずか10万ドルという額であり、ただお金を稼いで自分の利益だけにしているわけではないことが理解できるでしょう。

ちなみに、ビル・ゲイツ氏とは仲が良いとされており、当初世界の大富豪を競っているバフェット氏と会うことをためらっていたとされているゲイツ氏でしたが実際に会ってみると非常に相性が良く親友の関係になり家族ぐるみで旅行するほどの仲だとされています。

ウォーレン・バフェット氏に学ぶ成功法とは?

ウォーレン・バフェット氏は、大学卒業時はわずか1万ドル、日本円で120万円の資産を株の長期投資によって50年間で300万倍である300億ドルにまで増やしたとされています。

1986年に初めて世界長者番付にベスト10入りして以来、その後30年にわたって10位以上をキープしており、そのランキングからもうかがえるように投資がただのギャンブルではなく資産形成として確実な方法であることを彼の安定した財務状況が物語っています。

また、現在も古郷オハマで31500ドルの自宅で過ごしており、役員報酬においても以前はバークシャー社から5万ドル(約500万円。現在は1000万に増加)の報酬のみで生活しているなど非常に質素なライフスタイルを送っているとされています。

前述したビル・ゲイツ氏やアマンシオ・オルテガ氏にも共通するように、本当の大富豪というのはただお金を稼いでその資産で贅沢な暮らしをするために働いているわけではなく、自分がその道で成功したいと思った事柄に対していかに真剣に時には命を懸けて取り組んでいけるかどうかが大事なのかもしれません。