マイケル・ブルームバーグ氏(ブルームバーグ創始者、元ニューヨーク市長)の経歴や資産、年収!学ぶべき成功法!

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ビジネスマンとしてあるいは政治家としても人気があるとされているマイケル・ブルームバーグは、ほかの億万長者たちとは違う変わった経歴の持ち主だとされています。

彼が現在の地位を築くまでにどのようなことがあったのか、資産や年収などについて考えてみましょう。

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二足のわらじをはく資産家?マイケル・ブルームバーグ氏の経歴とは?

マイケル・ブルームバーグ氏は祖父はロシアからの移民であり、父親は不動産事業を行っている家族のもとにアメリカのボストン郊外にあるブライトンという地で生まれます。

ジョン・ホンプキンズ大学とハーバード大学と二つの大学に通い、ジョン・ホプキンス大学ではエレクトリカル・エンジニアの学士号を、ハーバード大学ではMBAを取得するほどの非常に優秀な生徒だったとされています。

大学卒業後は、大手証券会社であるソロモンブラザーズで働いたのちに巨万の富を築くきっかけとなるブルームバーグ社を立ち上げます。

ブルームバーグ社は画期的なセキュリティデータの保存方法を採用した金融会社であり、世界中でも100のオフィスを展開するほどのメディアビジネスとして確立し結果的にマイケル・ブルームバーグ氏を億万長者の地位へと躍りださせることになったのです。

ブルームバーグ社の経営者でありながら一方で慈善事業家としても名を馳せることとなるマイケル・ブルームバーグ氏は、教育やアート、医療研究などあらゆる分野において巨額の寄付を行っていき、こうした経緯を経て2002年には政界へと進出し、見事当選して108代目のニューヨーク市長となるのです。

歴代最高の圧倒的な支持を誇ったとも言われ、「ニューヨークを成長させた男」の名をほしいままにしたとされています。

ニューヨーク市長を退任後はしばらく恋人ともにのんびり過ごしたり本を出版するなどしていましたが、市長だった時代に副市長として活躍しその後ブルームバーグ社のCEOとなっていたドクトロフ氏が退任すると、ほかに適任者がいなかったことから再びブルームバーグ社のCEOとして復帰します。

2016年におけるアメリカ大統領の出馬戦に参加することを謳っていたものの様々な理由から出馬戦に参加することを断念したとされています。

ニューヨーク市長時代の報酬がたった1ドル?マイケル・ブルームバーグ氏の驚きの年収と資産とは

ニューヨーク市長となった時にはすでに大富豪としても認知されていたマイケル・ブルームバーグ氏は、市長執務を務めた12年間の報酬はわずか1ドルとされており、マイケル・ブルームバーグ氏自身は自分の財産の9000万ドルをつぎ込んでキャンペーンを実施するなどしていたのに対し、ほとんど無料奉仕の状態でニューヨークの発展に努めたとされています。

本当は全く報酬を受け取る気がなかったとされていますが、法律上の関係でどうしても受け取らなければならずやむを得ず1ドルとなったようです。

そんなマイケル・ブルームバーグ氏の資産はどのくらいなのでしょうか。

2013年において、資産は270億ドルにも上るとされておりForbesの世界長者番付でも13位にランクインしていますが、一方で慈善活動における多額の寄付も行っていることから減っている可能性も考えられます。

「毎日の日を最良の日にする」と語るマイケル・ブルームバーグ氏の成功法とは?

現在、73か国で従業員15000人以上にもなるほど成長したブルームバーグ社ですが、それを設立したマイケル・ブルームバーグ氏は以下のように語っています。

私はオプティミスティックで過去を振り返らないタチだから。今日が自分にとって最良の日であるといつも思ってやってきた

ニューヨークをよりよい街とするためにも奮闘し市民からも絶大な人気と支持を誇るマイケル・ブルームバーグ氏にとって、成功して巨万の富を得たことは自分の利益のためだけではなく世界の人々が差別を受けることなく平等に快適に暮らしていけることが最大の目的であるのかもしれません。

それを考えると、自分の損得だけを考えて生きているだけでは大富豪になることは難しくいずれ自分の資産を食いつぶす可能性もあると言えます。

マイケル・ブルームバーグ氏にとって、大富豪になることが最終の目的ではなくそれを利用して公共のため人のために活動的に働くことが彼の人生哲学であると言えるのでしょう。

マイケル・ブルームバーグ氏に限らず、ほかの億万長者たちも人々がより良い生活を送れるように自分のアイディアを創出して役立ててきたことと非常に共通するところがあるのではないでしょうか。