永守重信氏は日本電産株式会社の創業者であり、代表取締役社長を務めています。
長男の永守貴樹氏、次男の永守知博氏も株式会社の代表取締役社長を務めています。
そんな永守重信氏の経歴や資産などを紹介していきます。
永守重信氏の経歴
永守重信氏は、京都府で六人兄弟の末っ子として生まれました。
1963年に京都市立洛陽高等学校を卒業します。
その後、職業訓練大学校(現在の職業能力開発総合大学校)に入学、主席で卒業しました。
卒業後は、ティアックの社員、山科精器取締役の経歴を経て、ティアックの持ち株を元に日本電産を創業しました。
以後は、日本電産の代表取締役社長としてモーター事業において世界首位の実績を誇る企業に育て上げています。
2014年にはソフトバンクグループ社外取締役に就任しました。
永守重信氏の総資産は?
永守重信氏は、京都府に総額およそ70億円のがん治療の新設と医療機器を、個人資産から寄付したそうです。
そんな永守重信氏の総資産は、2500億円と言われています。
永守重信氏から学ぶ成功法則
永守重信氏は、ファーストリテイリングの柳井正氏が尊敬する人物に挙げるほどの経営者です。
永守重信氏の名言を紹介し、成功法則について考えていきます。
起業家に大事なのは、人より早く、そしてどんなことがあってもやり抜くガッツだ。土曜日も日曜日も朝も夜もない。人の何倍も働く心がないとだめだ。
柳井正氏は、永守重信氏のことを尊敬する理由を誰よりも働くことと言います。
永守重信氏掲げた創業精神は「努力は人を裏切らない」で、毎朝6時50分に出勤し、最低でも12時間働くそうです。
そして休みは元日の朝だけで、それ以外は、寝る時間、ご飯を食べる時間などを除いて常に仕事をしているそうです。
さらに飲酒や、喫煙をすることもありません。
1代で会社の規模をこれほどまでに大きくするには、個人的な楽しみを封じてでも、人より多く働く必要があります。
異端者を評価しない会社も問題です。
会社を創業して成功したり、革新的なアイデアを出したりする人の多くは変わっている人が多いように思います。
世の中にないものを生み出す異端者は、社会にとって非常に貴重な存在であると思います。
しかし、日本では他人と同じことをし、グループからはみ出さないことを良しとする考え方が根強く残っていると思います。
学校でも、教師が扱いやすいよう他の子供と同じことをするように教育していると感じます。
このような環境では、現状維持をするしかないと思います。
これからは、他人と違うことを恐れず行動する必要があると思います。