サーゲイ・ブリン氏(グーグル創設者)の経歴と資産、年収!学ぶべき成功法!


グーグルと言えば世界的に有名な検索エンジンですが、日本で利用している人も非常に多いかと思われます。

そのグーグルをラリー・ペイジ氏とともに創設したのはサーゲイ・ブリン氏ですが彼がどのような経歴によって現在の年収や資産を築いていったのか考えてみましょう。

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ユダヤ人の迫害を受けていたサーゲイ・ブリン氏の経歴とは

サーゲイ・ブリン氏は、1973年に数学者であり経済学者でもあったマイケル・ブリン氏と、NASAのゴッダード・スペース・フライトセンターという研究所で働いていた母との間に息子としてモスクワに生まれます。

わずか6歳の頃、ユダヤ人の迫害から逃れるためにアメリカへと移住し、母親がNASAで働いていたこともあり子供の頃は宇宙飛行士を目指していたそうですが、体格面において宇宙飛行士の基準から除外されてしまうことから父親が教鞭をとっているメリーランド大学で数学とコンピューターサイエンスを専攻します。

メリーランド大学を卒業後は今度はスタンフォード大学でコンピューターサイエンスにおいて博士号を取るためにカリフォルニア州のパロ・アルトに引っ越したい際に、その後共同創設者となるラリー・ペイジ氏と出会うことになります。

意気投合した二人は、博士号を取ることなどそっちのけで新しい検索エンジンの開発のために自分たちの寮を安いパソコンで埋めながら、「10の100乗」という数学用語からその開発した検索エンジンにグーグルという名前を付けるのです。

家族や友達、投資家などからお金を借りてついに会社を立ち上げて、2013年には一日に590億もアクセスを記録する世界的な検索エンジンとなり、その結果としてサーゲイ・ブリン氏は億万長者への道を歩みだすことになります。

サーゲイ・ブリン氏の驚くべき年収や資産はどれくらい?

いまや日本でも知らない人はいない位有名な検索エンジンであるグーグルですが、そのグーグルを創設したサーゲイ・ブリン氏の年収や資産はどのくらいなのか気になるところです。

サーゲイ・ブリン氏はグーグルのCEOでもありますが、その年収はわずかたったの1ドルだとされています。

なぜ報酬が1ドルなのかという理由としては、クライスラーの再建にあたったリー・アイアコッカ氏が自分の報酬を1ドルにしたことから、それが人員削減や給料カッットを役員が率先して行うことのメッセージのためと言われており、「1ドルクラブ」というものまであるとされているようです。

だからといって資産は全くないのかと言えばそんなことはありません。

サーゲイ・ブリン氏の個人資産においては326億ドルとも言われており、ラリー・ペイジ氏とともにグーグルの新たな親会社であるアルファベット社を設立し、現在はこの会社の社長に就任しているほかに傘下となるグーグルXの監督も行っていますので、収入はそれ相応にあると考えて良いでしょう。

宇宙飛行士の夢をあきらめ自分のできる分野で成功したサーゲイ・ブリン氏に学ぶべき成功法とは

大学進学時にはすでに宇宙飛行士を諦めていたサーゲイ・ブリン氏ですが、実はユダヤ人としてのコンプレックスを常に抱えていたと言います。

後に、メリーランド大学での専攻を数学からコンピューターサイエンスに変えるようになるのですが、その理由としては「自分はユダヤ人だから、誰も自分を修士号プログラムへと入れてくれないと思ったから」という思いがあったからと言います。

自分の生まれや差別に疑問を持ち、そしてコンプレックスを抱きながらも自分が努力して成功できる道を見つけ、最終的に大成功を収めることになったのは彼自身の子供のころからのコンプレックスや苦い思い出が軸になっているのかもしれません。

子供のころの夢というのは無邪気で純粋である分、実際にかなわないことを知った時の落胆はたとえようもないほどのものとなるのかもしれません。

しかし、そこでいったん切り替えて自分の得意な分野に進み方向転換し、その道においてトップクラスになりそこでの成功を手に入れられるように努力する姿勢こそが、彼が億万長者になれた理由の一つなのかもしれません。

諦めきれずにずっと追い続けることよりも、一度冷静になって自分には何ができるのか、そしてどんなことであれば一流になれるのかを見極める目を持つことこそが結果的に巨額の富を得るために必要なことだと言えるでしょう。