世界で活躍するスポーツ選手の中でも、特にサッカー選手は桁外れの年収や資産を稼いでいる人が多いとされていますが、リオネル・メッシ氏もそんなサッカー選手の一人です。
では、リオネル・メッシ氏がどのように成功して現在の年収や資産を築いたのかその経歴などについて考えてみましょう。
ホルモン異常の病気の過去を乗り越えたリオネル・メッシ氏の経歴とは
バルセロナに所属するアルゼンチン出身のリオネル・メッシ氏は、すでに4歳にはハビー・フットボールというミニサッカーを本格的に始めており、8歳になった頃にはアルゼンチンのサンタフェ州ロサリオを本拠地にしているサッカークラブのニューウェルズと契約します。
しかし、低身長に悩み10歳の頃に「成長ホルモン分泌不全性低身長症」というホルモン分泌の異常の病気が発覚しますが、治療には毎月10万円というお金がかかることで家族の生活が苦しくなっていきます。
そんな時、スペインに渡ってバルセロナの入団テストを受けた13歳の頃、当時のバルセロナの監督であったレシャック監督が数分で彼の入団を決めてしまうほど才能に満ちていた彼のために、スペインに移住することと治療費を全額負担をすること条件に入団することになります。
そして、その後2009年から2012年にわたり一年に一度最も活躍したサッカー選手に贈られるFIFAバロンドールを4度も受賞するまでの選手に成長するのです。
リオネル・メッシ氏の驚くべき年収や資産とは?
では、病気を乗り越えて一流選手となったリオネル・メッシ氏の年収や資産はどのくらいなのか気になるところです。
リオネル・メッシ氏の総資産は1億2,050万ポンド、日本円に換算すると約204億8,500万円とされており、スポンサー収入などを合わせるかなりの年収になっていることがわかるでしょう。
ただ、2013年の6月に脱税容疑で告発されており、2007年から2009年までの3年間の所得を不正に申告していた疑いがあるということで2016年に7月には彼の父親とともに禁錮21か月をバルセロナ地方栽培所に言い渡されます。
スペインでは暴力犯罪でない限り2年未満の初犯の犯罪には必ず猶予が付くことが一般的であるため収監されることはないとされています。
リオネル・メッシ氏に学ぶ夢を叶え巨万の富を得るための秘訣とは
10代初めにホルモンの分泌異常と診断されたリオネル・メッシ氏は、バルセロナに入団する際にレシャック監督に出会わなければ現在の様に活躍することもなく、また億万長者になることもなかったと言えるでしょう。
それだけに限らず、彼がプロのサッカー選手として非常に高いプライドを持ち努力してきたことから、現在の年収や資産を築くことができたと言えます。
2016年6月には、「代表を勝たせることができなかった」のを理由にアルゼンチン代表を引退することを表明していますが、マラドーナ監督には「君は私のマラドーナである」と称賛を受けていたこともあるようです。
マラドーナとは、アルゼンチンにおいて「最高」を意味する言葉であり惜しくも代表を引退してしまったことが悔やまれますが、そこまで自分のサッカーをする姿勢がストイックだからこそ現在の年収や資産を築けたと言えるのかもしれません。