高原慶一朗氏は生理用品、紙おむつなどの衛生用品メーカーであるユニ・チャームの代表取締役社長を務めた実業家です。
高原慶一朗氏の経歴と総資産、名言などを紹介していきます。
高原慶一朗の経歴
愛媛県で生まれます。
昭和28年大阪市立大学商学部を卒業します。
関西紙業、城山製紙での勤務を経て独立し、大成化工(現ユニ・チャーム)を設立します。
2年後、生理用ナプキンの製造、販売を開始しました。
昭和49年に代表取締役社長になりました。
この後、相次いで関連企業を設立して現在のユニ・チャームグループを作り上げました。
平成13年息子の高原豪久氏に代表取締役社長をゆずり、高原慶一朗氏は取締役ファインダーに就任しました。
高原慶一朗の年収と総資産は?
高原慶一朗氏の総資産は約6720億円と言われています。
アメリカの経済誌フォーブスの2015年の世界長者番付の公表では、日本人で第5位にランクインしました。
高原慶一朗から学ぶ成功法則
高原慶一朗氏の名言を紹介していきます。
「成功するまで続けることが成功のコツ。」
実行したことが思ったようにいかなくても、それを失敗と決めてしまう必要はありません。
うまくいかなかったことを成功の過程ととらえれば良いのです。
失敗とは成功することをあきらめて挑戦しなくなったときのことなのです。
「昨日までは取り戻せないが、未来は青天丼、現時点の決意いかんでどうにでもなる。」
うまくいかなかった過去を元に戻したい、何もなかったことにしたいと考える人が多くいると思います。
しかし、過去は取り戻すことはできないのです。
高原慶一朗氏の考え方の特徴として、うまくいかなかったことにいつまでもクヨクヨしないということがあると思います。
クヨクヨはしないけれど、それを自分のなかでなかったことにするのではなく、教訓として未来に活かしています。
また、成功したことにも浮かれることはなく、なぜ成功したのかを分析します。
成功し続けるためには、過去の記録にいつまでもとらわれず、その結果を分析して次に活かす必要があります。
「平凡の積み重ねが非凡を生む。」
世に出てくる革新的な商品は、実験や検証の繰り返しによって生み出されたものです。
何をするにも、周りから抜け出るためには地道な努力が必要不可欠なのです。
高原慶一朗氏は、非凡なひらめき型と平凡な積み重ね型では、後者を買っていたそうです。
活躍しているプロスポーツ選手も、試合は1週間に1回ほどですが、後の6日は試合で結果を出すために地道に練習をしています。
また、高原慶一朗氏は、夢は大きくなければならないとも言っています。
成功するためには、大きな夢を持ちそれに向かって地道に努力をすることが必要なのです。