三木谷浩史氏は楽天株式会社の創業者で、代表取締役会長兼社長です。
コボ社取締役・楽天ブックス会長でもあります。
そんな三木谷浩史氏の経歴や資産、名言などを紹介していきます。
三木谷浩史氏の経歴
三木谷浩史氏は神戸市に生まれます。
7歳の時に、父親がアメリカの大学研究員に就任したことに合わせて渡米します。
アメリカでは約2年過ごし、帰国しました。
中学校は地元を離れ、岡山県の学校で寮生活をしますが、スパルタ教育によりノイローゼにかかり退学してしまいます。
三木谷浩史氏は後に、この経験をバネにしたと述べています。
高校時代はテニスで関西ジュニアベスト16にも選ばれる選手でした。
高校卒業後は1年間の浪人を経て一橋大学商学部に入学します。
大学では金融論を専門としていた花輪俊哉教授のゼミに所属していました。
1988年一橋大学を卒業し当時の日本興業銀行(みずほ銀行)に入行します。
銀行でもテニス部に所属しました。
1991年に結婚して同期で初めてハーバード大学に留学します。
1993年MBAを取得します。
1995年、阪神淡路大震災で叔父、叔母を亡くし、さらに荒廃した故郷を見て起業を決意します。
その年の11月に日本興業銀行を退職、クリムゾングループを設立します。
1997年クリムゾングループで稼いだ6000万円を元手に、株式会社エム・ディー・エム(現楽天)を設立します。
2003年、地元神戸に貢献したいとJリーグヴィッセル神戸を買収し、プロスポーツチームのオーナーになりました。
さらにプロ野球チーム株式会社楽天球団を設立し、参入が正式承認されてプロ野球球団のオーナーになりました。
プロ野球球団とJリーグのオーナーを務めたのは、三木谷浩史氏が初めてです。
三木谷浩史氏の年収と総資産は?
三木谷浩史氏の年収は、企業の経営者としては少ない方だと言われています。
その役員報酬は1億5千万円程度のようです。
しかし、三木谷浩史氏は自主株の大株主になっているので高額な配当金が手元に入ってきます。
よって三木谷浩史氏は年収の割に総資産額がものすごく多いのです。
日本の富豪ランキングでは4位にランクインしています。
その総資産額は64億ドルと言われています。
日本円にすると約6435億円になります。
三木谷浩史氏から学ぶ成功法則
三木谷浩史氏の名言を紹介していきます。
「仕事に恋すればいいのだ。」
恋人とは違い、仕事は自分の取り組み方次第で理想の恋人になったり、天敵になったりすることがあるという意味です。
「巡り会えない面白い仕事を探すより、目の前の仕事を面白くする方がずっと効率が良いはずだ。」
今の仕事が自分に合っていなくて、違う仕事を見つけたいと思っている人は多いと思います。
しかし、自分に合っている仕事というのはそう簡単に見つからないものです。
何の仕事だとしても、どう取り組めるかは自分の考え方次第だと思います。
どうすればお客さんに喜んでもらえるか、早く終わるのかなどを考えながらやれば、仕事が楽しいものになると思います。