佐治信忠氏は日本の実業家で、サントリーホールディングス代表取締役会長を務めています。
サントリーの創業者は鳥井信治郎氏で、2代目社長は佐治敬三氏です。
佐治信忠氏は3代目サントリー社長です。
そんな佐治信忠氏の経歴と名言などを紹介していきます。
目次
佐治信忠氏の経歴
1945年にサントリー2代目社長の佐治敬三氏の長男として兵庫県で生まれます。
1964年に高等学校を卒業し、慶應義塾大学経済学部に入学します。
大学を卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校経営大学院を修了します。
1974年、サントリーに入社します。
1989年、サントリー副社長に就任し、2001年にサントリー社長に就任します。
2009年、サントリーホールディングス社長に就任します。
そして2014年サントリーホールディングス会長に就任しました。
佐治信忠氏の年収と総資産は?
佐治信忠氏はフォーブスの日本富豪ランキングの上位常連です。
2012年には2位にランクインしました。
そんな佐治信忠氏の年収は24億7000万円と言われています。
そして一族の総資産は6478億円だそうです。
初代鳥井信治郎氏、2代目佐治敬三氏、3代目佐治信忠氏でこれだけの資産を築いてきました。
佐治信忠氏から学ぶ成功法則
佐治信忠氏の名言から成功法則について考えていきます。
「パソコンのキーを叩けば過去の記録はいくらでも出てくるけど、明日のことは誰も教えてくれない。勘がなくなったら社長を辞めるべきです。」
データなどから分かることはあくまでも過去です。
未来は誰にも分からないので、先を見据えるためにも勘を磨かなければいけません。
これは社長に限ったことではないと思います。
自己責任で未来を切り開いていくためにも、誰かに依存してはいけません。
「我々がどんなにいい商品だと思っても売れなければ、それは消費者が望む味を作れなかったわけで、メーカーとしては失格です。」
商品を売るためには多くの消費者の意見が一番大切です。
いくら自分が良いと思っても消費者が認めてくれなければ意味がありません。
事業を始めるには多くの消費者が何を求めているのかを知らなければならないため、普段の生活を客観的に見る必要があると思います。
「日本には、人生の喜び、楽しみといった側面を重視する国になって欲しいと思います。」
現在の日本には苦労するのが美徳だと思っている人が多すぎると感じます。
毎日夜遅くまで残業をしたり、やりたくないことを我慢してやり続けたりしている人が多くいると思います。
私は夜遅くまで残業をするよりは、もっと効率的に時間内に終わらせるほうが良いと思います。
また、嫌だと感じたことはすぐに辞めて楽しめることをするべきです。
しかし、多くの人は周りの大勢の意見に合わせてしまってそれができていないと感じます。
成功している人というのは、良い意味で変わっている人が多いと思います。
成功する人は何度失敗しても、成功するまで挑戦し続けます。
成功するためには周りの意見に流されず、常識を疑い、自分が正しいと思ったことをやることが大切だと思います。