デイヴィット・コーク氏(コーク・インダストリーズの副社長)の経歴と資産、年収!学ぶべき成功法

%e8%b5%b7%e6%a5%ad%e5%ae%b6
デイヴィット・コーク氏は、コーク・インダストリーズの副社長であるとされており、世界的大富豪の一人です。

兄であるチャールズ・コーク氏とともに父親のフレッド氏が創業した会社を受け継ぎ、自分たちが世界の長者番付のランキングに上るほどにまで会社を成長させたデイヴィット・コーク氏は、どのような経緯をたどって現在の資産や年収を築いていったのでしょうか。

スポンサーリンク
kigyo-successレクタングル大

兄とともに父親の会社を大企業に成長させたデイヴィット・コーク氏の経歴は?

デイヴィット・コーク氏は、兄のチャールズ・コーク氏とともにフレッド氏の3男として生まれます。

父親のフレッド氏がなくなるとチャールズ・コーク氏とともにコーク・インダスリーズを成長させ大企業にし、副社長就任当初の2000倍にも会社の規模を膨らませたとされており、Forbesの世界長者番付においてトップ10以内にランキングするほどの大富豪となっています。

コーク・インダストリーズと改名してからはアメリカだけでも5万人、その他29か国においても2万人を雇用するまでの大企業になったとされているのです。

また、兄とともに政治活動に対しても積極的であり超保守派でありオバマ政権の悪役として様々な政策を話し合う「コーク・ミーティング」においては参加者を増やすために資金調達をするなど兄とともに精力的に政治にかかわっているとされています。

しかし、世界規模の大企業にまで発展しているのにかかわらず、コーク・インダストリーズは非株式上場企業だとされています。

コーク・インダストリーズを株式上場をしない理由としては、上場するからにはそれまでの自分たちのビジネスに対して黙秘をしているわけにはいかなくなることも大きな理由と言えるかもしれません。

兄とは仲良く分配?驚くべき資産や年収は?

実は兄ととともに経営するコーク・インダストリーズは株式上場をしておらず、チャールズ・コーク氏と彼自身、そして彼の他の2人の兄弟で株の80%を所有しているとされています。

世界的な大富豪でありながら極端な秘密主義であるために一族の思惑はヴェールに包まれたままだとされていますが、一方で1980年の米大統領ではロナルド・レーガンを相手にリバータリアン党の副大統領候補として選挙戦を戦ったとも言われています。

そんなデイヴィット・コーク氏の年収や資産はどのくらいなのか気になるところですが、これは実は明らかになっています。

コーク・インダストリーズの副社長である彼の総資産は、429億ドル(約5兆1000億円)とされており、実はこれは兄であるチャールズ・コーク氏と同じ資産額なのです。

一人では及ばないものの、二人の資産を合わせるとビル・ゲイツ氏の資産を超える800億ドルにも達するとされています。

デイヴィット・コーク氏とチャールズ・コーク氏は非常に仲の良い兄弟であるとされていますが、美術品の収集家であるフレデリックと4男であるビル氏は1980年代から90年代にかけて会社の所有権を巡って裁判を起こすまでして激しく二人と争ったことがあるとされています。

現在は和解して20数年ぶりに兄弟全員で食卓を共にすることもあったようです。

デイヴィット・コーク氏に学ぶ成功法の秘訣とは?

兄のチャールズ・コーク氏とともに経営の才覚があったデイヴィット・コーク氏は父であるフレッド氏の遺志を継ぎ(フレッド氏が兄弟争いまで望んでいたかどうかは別として)コーク・インダストリーズを世界的な石油精製会社にまで発展させ、また政治活動においても懸命にアメリカ社会をよりよくするための活動に資金や努力を惜しまず現在も活動しています。

彼の原動力がどこから来るのかは定かではないですが、デイヴィット・コーク氏が大富豪の地位を得るまでになったのも長男であるフレデリック氏や4男のビル氏のように兄弟間で醜い争いすることなくチャールズ・コーク氏という兄であり生涯のベストパートナーとの絆が非常に深いことも関係していると言えます。

他の兄弟とは争う羽目になってしまいましたが、信頼できる濃い絆があることはお金では換算できないほどその人にとっての宝物であると言えることでしょう。

この先もチャールズ氏と争うことなく仲良く経営や政治活動に前向きにと努めていくのではないかと思われます。