韓昌祐氏は日本の実業家で、大手パチンコ店グループ・マルハンの創業者で代表取締役会長を務めています。
そんな韓昌祐氏の経歴と名言などを紹介していきます。
韓昌祐の経歴
韓昌祐氏は韓国で小作農をする家庭に生まれます。
1945年日本でレンガ工をしていた兄の招きを受けて密航船に乗り込み、日本へ密入国します。
入国後すぐ、日本の戦後の混乱に紛れて特別永住者資格を取得します。
その後、法政大学経済学部に進学します。
卒業後、就職先のなかった韓昌祐氏は京都府でパチンコ事業をしていた義兄のところへ身を寄せ、義兄からパチンコ事業を受け継ぎました。
パチンコ事業で稼いだ資金を元手に、1957年に喫茶店の経営、1967年には当時流行していたボウリングに目をつけ、ボウリング事業を始めました。
しかし、行きすぎた拡張戦略のより60億円の借金を抱えることになりました。
そこで韓昌祐氏は本業のパチンコ事業に本腰を入れ、必死に事業展開をして借金を完済しました。
1995年には東京にも進出し、マルハンを最大のパチンコ店へと成長させました。
韓昌祐の年収と総資産は?
韓昌祐氏はフォーブスが発表する世界長者番付の日本ランキングで、2014年に9位、2015年には7位になりました。
2015年時の総資産は、5000億円と言われています。
韓昌祐から学ぶ成功法則
韓昌祐氏の名言を紹介していきます。
「我が社の急成長の理由は計画性とハングリー精神・チャレンジ精神です。」
韓昌祐氏は、大学を卒業後就職先がなくて兄のところで働くことになります。
また、事業に失敗して多額の借金を抱えることになります。
このように韓昌祐氏は若い頃、あまり先のことを考えずに勢いで行動してたのではないかと思われます。
その後は、このことを教訓にして、しっかり計画を練ってから事業を進めるようになったのではないでしょうか。
何をするにしても、ただ闇雲にやるだけではうまくいかないことが多いと思います。
まず計画をたて、それを軸にしてチャレンジしていくことで成功を収められるのだと思います。
「目標を低くしてこれでいいやと思ったら、かえってその半分も達成できないものです。」
韓昌祐氏は会社の1年間の売り上げ目標を5兆円としたそうです。
そのときに言ったのがこの言葉です。
勉強でも、100点を目指して勉強していると90点は取れますが、90点を目指しているとなかなか90点は取れないものです。
このように最低限の目標があるとしたら、そこを目標にするのではなく、その上の結果を目標にするべきだと思います。
そこを目指してやっていると、最低限の目標を達成することは簡単だと思います。