柳井正は「ユニクロ」を中心とした企業グループ持株会社であるファーストリティング代表取締役会長兼社長です。
ソフトバンクの孫正義と並ぶ日本を代表する実業家です。
そんな柳井正さんの経歴を紹介します。
柳井正の経歴
山口県宇部市中央町で生まれ、山口県の高校を経て、早稲田大学政治経済学部を卒業後、父親の務めるジャスコに入社します。
しかし、入社してすぐ働くのが嫌になり、辞めてしまいます。
その後半年ほどは東京で友人の家に居候していましたが、友人が働いているのに自分はブラブラしている生活に憂鬱になり、山口県の実家に戻ります。
実家に戻ると父親の紳士服専門店を任されることになりました。
そこで初めて商売の面白さに気がつきます。
1984年、父の後を受けて子群商事の社長に就任しました。
ユニークな衣料という意味を意味を持たせて、「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」、
通称ユニクロを開店しました。
ユニクロの創業にあたった柳井氏の考えは、ふらっと寄れる洋服店をやれないだろうかということでした。
まず広島に第一号店を開店し、その後中国地方に店舗を拡大していきます。
1991年に社名を「ファーストリテイリング」に変更します。
2002年、代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)に就任します。
いったん社長を退きましたが、2005年にもう一度社長に復帰しました。
柳井正の年収と総資産は?
柳井氏の取締役役員報酬は5000万円から一億円だと考えられています。
また柳井氏はファーストリテイリング社の筆頭株主です。
そのため配当金が支払われますが、その額は65億円と考えられます。
柳井氏はその他にも大規模の金融資産を持っていると考えられるので、それらを考えると年収は100億円程度と推測されます。
そして資産は約2.4兆円と言われています。
柳井正から学ぶ成功法則
柳井氏の名言から成功法則について考えて行きます。
「十回新しいことを始めれば九回は失敗する。」
「失敗を恐れてはいけない、失敗にこそ成功の芽は潜んでいる。」
日本の長者番付で1位にもなった柳井氏でも失敗をすることはあります。
失敗をしても死ぬわけではありません。
失敗をしたらそれを踏まえて次はどうするかを考えれば良いのです。
何度も繰り返していけば成功につながります。
まずは行動することが大切なのです。
「僕は仕事が楽しい、どんなことよりも面白い。」
この考え方は成功している事業家に共通する考え方です。
成功している人は目的が仕事ではありません。
お金は後からついてきた結果であって、あくまで目的ではなく道具であり、働く目的は生活を向上させることです。
お金を目的にするから仕事が楽しくなくなり、最低限の努力しかしません。
楽しいということはそれに集中できていて最大限の努力をします。
結果その仕事が成功するのです。
以上が柳井正さんの経歴と考え方です。